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Peavey V-type EXP Toremoro 改造後(その9)

ここのところ、体調不良。
何をやるにも、集中力不足。
でも、何かしらやらないといけない!ってことで、いろいろ考えたあげくに、
ずいぶん前から気にはなっていたけど、やらずにほったらかしていた、
Peavey V-type EXPへのハイパスフィルタ導入に踏み切ることにしました。
工作してれば、いやでも集中するだろうしね。

そもそも、なぜハイパスフィルタが必要なのかというと、
おいらは、ギターから真空管アンプへ直結するタイプ!
エフェクタ(ペダル類ね!)は、使いません。
で、ギターの音色は、真空管アンプとギターのみで作るわけだけど、
クリーンとドライブは、ギターのボリュームのみで調整したいんです。
(VAN HALENの1984の中に収録されてる『Drop Dead Legs』って曲を聴いてもらうと、
 そのイメージが伝わるかな!)

ところが、Peavey V-type EXPは、ボリュームを絞ると、クリーンサウンドが、
モコモコポロポロサウンドになっちゃう!(こもっちゃうのね!ハイ落ちね!)
クリーンサウンドは、シャキッとした乾いた音にしたいのに、
まるでフロントピックアップのボリュームを下げたかのような
モコモコポロポロのウェットサウンドになってしまう。

で、いつかなんとかしてやろうと思っていたんです。

実は、FenderJapanのSTM65、いわゆるRED5には、すでに導入しているんです。

といっても、こいつは、FenderJapan標準のボリュームが、なかなか良くて、何もしていないのに、
ボリューム下げれば、良い感じのクリーンサウンドになってくれたんですよね。
(ボリュームポットが主因だったかどうかは、不明だけど・・・。)

だけど、ある時、改造心に火が付いちゃって、ボリュームポットをSMOOTH TAPER VOLUMEにしちゃったと・・・。
でも、これが失敗!
なぜか、SMOOTH TAPER VOLUMEにしたら、高音がいまいち出なくなってしまった・・・。
いや、そう書くと語弊があるかな???

SMOOTH TAPER VOLUMEは、音質・音色を変えずに音量を下げるためのもの。
それは、それで機能してるのかもしれない。
だけど、標準ボリュームは、少し高音がきいた感じで、何もしてないのに、ちょっとハイパス仕様だったのよね。
それが気に入ってたから、SMOOTH TAPER VOLUMEだと高音が出てないみたいで満足出来なかったと・・・。

しかも、SMOOTH TAPER VOLUMEのそもそものボリュームポット本体は、
ギター用ボリュームポットとしては超メジャーなCTS製で、Made in U.S.A.。
これが、とんでもなく品質悪い!

だって、ボリュームを0にしても、音量が0にならない!
音が、漏れちゃってるんです!
最悪でしょ!
何でそんなものが、市場に出回ってるんだよ!
日本製では、ありえない!日本人の感覚からすれば、ありえない!

さらには、トルクといって、つまみを回す時のつまみの重さなんですが、やけに重い!
軽く回すことが出来ない!
ボリューム奏法をやりにくいんです!
ま、そもそも音量0にならない時点で、ボリューム奏法無理だけどね!

ってことで、とにかく最悪な製品ってイメージ!
言っちゃ悪いけど、SMOOTH TAPER VOLUMEを出してる会社の製品もCTS製品も、良いとは思えないし、信用出来ない。

とりあえず、RED5には、そのまま付けてあるけど、そのうち別のボリュームポットに交換するつもりです。


Charvelのギターは、ハイパスフィルタを付けていません。
ボリュームポットも標準のまま。おそらく日本製だと思うけど・・・。
で、そのままの仕様で、ボリューム絞れば、そこそこ良い感じのクリーンサウンドになります。
つまり、これも何もしなくても、ちょっとハイパス仕様ってことね。

RED5もCharvelもピックアップは、セイモアダンカンのJB(トレンバッカー)なので、
もしかすると、日本製ボリュームポットとJBの相性が、良いのかな???

ボリューム自体の品質も何ら気にしたこと無いし(つまり、良いってことね!)、
トルクに関しても全く気にした事がありません。(つまり、良いってことね!)

総合すると、ボリュームポットに関しては、日本製が最も良いってことか?

で、Peavey V-type EXPですが、こちらは、浮気してディマジオのThe ToneZoneを付けちゃったのよね。
そして、Charvelや当初のRED5みたいなクリーンサウンドが、出せないと・・・。

どうすれば、クリーンサウンドが得られるか、いろいろ考えたあげく、結局ハイパスフィルタ導入しかないと・・・。

ネットで、ハイパスフィルタに関して、調べてみました。
ところが、あんまり出てない!
とりわけ重要な部分、つまり、ハンバッキン・ピックアップの場合、
ハイパス用のコンデンサには、どういう種類のどういう仕様のものを使えば良いのか!
トーン用コンデンサに関しては、ずいぶんいろいろ記述があるんですが、ハイパス用に関しては、無い!

おいらからすれば、トーンって無駄なもの!
あればあるだけ音質劣化するものだから、無いに越した事が無いって考え。
トーンは、アンプで調整すれば良いだけだもんね。

こんなことを書くと、多方面から非難をあびてしまいそうだけど、トーンポットにコンデンサを付けると、
甘く艶やかに伸びるとか、ハイもローもよく出るとか、引き締まった力強い音になるとかいうけど、本当なの?
そもそも、トーンポット外しちゃえば、もっと良い音になるんじゃない?

ま、人それぞれ考え方があるし、感じ方も違うので、絶対とは言えないし、
トーンポット付けるのが、悪いとは思わないけど、それを活用出来ない、利用出来ないなら、無駄ですよ。

話が横にそれてしまった!

少ない情報を元にわかったことは、ハンバッキン・ピックアップの場合、ハイパス用コンデンサとしては、
0.001μFより、250pF、もしくは、0.0047μFを使うのが、良いらしい。
0.001μFだと、カリカリ過ぎたり、キンキンになり過ぎたりするらしい。
ま、自分でやったわけではないので、あくまで『らしい』という未確認情報でしかありませんし、
それを狙って付けることもあるだろうから、悪いわけではありません。

ネット通販で、250pF、もしくは、0.0047μFのコンデンサが手に入らないかと探してみたのですが、
なかなか良さげなもので送料込みの価格が手頃なものが見つからない!

どうしたものかと思っていたら、もしかしたら、過去にギターから外して使わなくなった部品とか、
使わなくなった家電製品の中に、うまくいくコンデンサが、埋もれてるんじゃないかということに気付いた!
そうすりゃ、部品代タダだしね!

早速、ギターパーツを入れてる箱と袋を引っ張り出して、中を確認!
そしたら、ザクザク出てきました!
ボリュームポットもトーンポットもコンデンサも!
ガラクタも場合によっては、お宝だわ!

ところが、コンデンサは、どれもトーン用(下の画像No.02参照)。

困ったなーと思っていたら、なんと新品のSMOOTH TAPER VOLUME発見!

そういや、RED5を改造する時に、他のギターにも使う可能性あるからと、
SMOOTH TAPER VOLUMEを2個買っておいたのよね。

でも、結局気に入らなかったので、Peavey V-type EXPを買った時には、
新たにSONICのFULL-UP VOLUMEを買って、それを付けたと・・・。

SMOOTH TAPER VOLUMEには、コンデンサと抵抗が付いてるのですが、
それってどういう素性のものなんだろうかと外して見たところ、
250pFのシルバーマイカコンデンサと220kΩの抵抗でした。(下の画像No.03を参照)

あれ?待てよ???
250pFのシルバーマイカコンデンサ!
ってことは、そもそもこれを使えば、良いじゃない!

SMOOTH TAPER VOLUMEは、気に入らなかったけど、とりあえず、このハイパスフィルタを外して、
Peavey V-type EXPに付けてみることに!

なんといっても、半田付けするだけなので、取り付けも取り外しも簡単なのよね。
とりあえず、取り付けて、気に入らなかったら外しちゃえば良いわけだ!

早速、SMOOTH TAPER VOLUMEから、FULL-UP VOLUMEへハイパスフィルタを移植!

移植後のインプレッションは、ページ下の方に!

No.

画 像

コメント

01

左側が、ヒューマンギア製のSMOOTH TAPER VOLUME(スムーステイパーボリューム)ポットで、
右側が、SONICのFULL-UP VOLUME(フルアップボリューム)ポット(FV-02)です。
SMOOTH TAPER VOLUMEには、ハイパス用コンデンサと抵抗が付いています。
そいつを、FULL-UP VOLUMEに移植するわけです。
ハンダゴテで、ちょちょいとな!

どこかで使うだろうと買っておいたSMOOTH TAPER VOLUMEが、こんなところで役に立つとは・・・。
お金と時間に余裕がある時に、買っといて良かった!

ボリュームポットの3本の足は、向かって左から、入力・出力・アースです。
ハイパスフィルタは、入力と出力に半田付けされてるわけです。
半田付けされてるだけと言った方が、良いか!

02

どこから外したのかよく覚えていないけど、
おそらくFenderJapanのSTM65とPeaveyのV-Typeから外したものかな?
どちらも、トーンポットです。
コンデンサもトーン用コンデンサで、ボリュームのハイパス用には、使えません。
ちなみに、473は、0.047μFで、223は、0.022μF。
JとかKが意味するものは、知りません。
ハンバッキン・ピックアップのハイパス用には、0.0047μFが良いとの噂があります。
IbanezやPRS等のギターでは、標準でハイパス用コンデンサが搭載されてるものがあるらしく、
それらは、0.0047μFのコンデンサが使われてると噂です。
あくまで噂なので、間違ってるかもしれません。
おいらが、実際に見て確かめたわけではありません。
悪しからず!

03

SMOOTH TAPER VOLUMEから取り外したハイパスフィルタ。
ハイパス用にコンデンサと抵抗を組合わせています。

コンデンサの250±5%って、何ですかね?
おそらく、250pFだとは思うのですが・・・。
しかも、オイルコンデンサじゃなくて、マイカコンデンサっていうのかな?シルバー・マイカか?

抵抗は、赤/赤/黄/金っていう色の並びから判断すると、220kΩ±5%ですね。

ま、高い金を払ってSMOOTH TAPER VOLUMEを買わなくても、上記の部品を自分で調達すれば、
同じものが、作れるってことね。
自分で調達すれば、数十円〜百数十円程度じゃない?

ただし、ハイパスフィルタといっても、実際はハイパスではなく、
あくまでSMOOTH TAPERになるので、お間違いなく!

より高音を強調したいなら、とりあえず抵抗を外してみるのが、良いかな???
ま、今のおいらには必要無いけど・・・。

移植後のインプレッション!!!
音を出してみたら、悪くない!  いや、良い!
(ちゃんと取り付け前に弾いて、元の音を耳に焼き付けときましたよ。)

なぜか、フルアップの時も、高音域(というよりプレゼンスかな?)が足されていて、
The ToneZoneなのに、JBに近くなったような・・・。

ボリュームを絞ってみたら、モコモコポロポロにならない!
もちろん、カリカリにはならないし、キンキンすることもない!
欲を言えば、もう少し低音を下げて欲しいけど、このままでも十分使えます!
(高音を上げるんじゃなくて、低音を下げるってニュアンスが、わかるかな?)

RED5の時は、気に入らなかったけど、Peavey V-type EXPだと、ハイパスフィルタが、良い感じです!
The ToneZoneとの相性といった方が良いのかな???

ただ、難点は、The ToneZoneって、ボリュームを絞っても、歪みが強過ぎて、クリーンになりきらないのよね。
ま、これは、ハイパスフィルタではなく、The ToneZoneの問題なので、どうにもなりませんが・・・。

でも、十分使えますよ!
今までのモコモコポロポロサウンドは、あまりにも情けなかったからねー・・・。
しばらくこのままで様子をみることにしますよ!

まだ、でかい音では試していないので、大音量で試したら、またどこぞにインプレッションすることにします。

2006年04月15日(土)

衝撃の事実判明!!!(2006/04/24追記)
2006年04月22日(土)、ようやくスタジオででかい音出して、弾いてみました。
その結果は、もちろんGOODです。いや、VERY VERY GOODです。
みなさまにも、すすめられるハイパスフィルタですね。
ボリュームを絞ってもポロポロモコモコにならないし、
カリカリキンキンにもならないってのを求める方には、良いと思います。

ところが、新たな問題発生。

なんと、ボリュームを0にしても、音量が0にならない!
CTS製のボリュームポットと同じ問題が発生!

ハイパスフィルタの設置に問題があったのかと、自宅に戻って、いろいろ試した結果、
なんと完璧と思っていたSONICのフルアップボリュームポット自体が、
ボリューム0にならないということが判明。
しかも、おいらのギターは、マスターボリュームとフロントボリュームの2ボリュームに
改造してあり、どちらもSONICのフルアップボリュームポット(FV-02)を使っているのですが、
どちらも同じ症状。

そういや、よくよく考えてみたら、
Peaveyのギターは、購入後一度もでかい音で使った事が無かったなー・・・。
そういう機会が無かったのよね・・・。
(そもそもそれが、間違いか・・・。)

ハイパスフィルタとは無関係という事がわかったので、それはうれしいんだけど、
ボリュームが0にならないって、どういうこと?大問題ですよ。

全てのSONIC製のボリュームポットが、こうなのかしら?
それとも、たまたまおいらが、不良品つかまされた?
もしくは、おいらの配線等に不備があるとか?
いや、ボリュームが0にならないってのは、配線とは無関係だとしか思えない。
やっぱり、ボリュームポット自体の問題だよね。

とりあえず、ハイパスフィルタを外しちゃった状態になってるんだけど、
この後、どうしよう・・・。

標準のボリュームポットに戻そうかと思ったら、見つからないのよね。
問題が解決するまで、FenderJapanのギターを使わないとだめかしら・・・。
そっちは、ボリュームに関しては標準のままで、音量がきっちり0になるのよね。

どうするか、しばらく考えてみます。

2006年04月24日(月)

ボリュームポットを交換!!!(2006/05/09追記)
Peaveyのギターに、ハイパスフィルタを取り付けるだけの予定が、なんだかんだ問題が発生するし、
驚くべき事実が発覚するし、不明な事が多過ぎるし、楽器屋とネットの情報は役に立たないし、
で、ずいぶん時間が掛かってしまいました。

結局、ボリュームポットを花月ロックのJP 500kΩ A Pot CRYOに交換し、
さらに、ヒューマンギヤ製のスムーステイパーVol.からハイパス・フィルタを移植して、
満足出来る仕様となりました。

おいらの求める仕様は、
 1.音量と音色・音質のコントロールをボリューム・ノブの操作でやりやすい
 2.ボリューム1(最小ね!)で、音量0になる
 3.ボリュームをしぼった状態で、こもらないクリーンサウンドが出せる
 4.全体的に高音が効いたブライトめの音質
です。

ここまでにいたる経緯をブログから抜粋したのが、下のリンクです。
AカーブとBカーブの違いも書いたので、ボリュームポットの交換を考えているなら、
その前に読んでみて下さい。(ブログなので、関係無いことも記されていますが・・・。)

 2006年04月15日 
http://plaza.rakuten.co.jp/habtz01/diary/200604150001/

 2006年04月22日 
http://plaza.rakuten.co.jp/habtz01/diary/200604220001/

 2006年04月24日 
http://plaza.rakuten.co.jp/habtz01/diary/200604240001/

 2006年04月26日 
http://plaza.rakuten.co.jp/habtz01/diary/200604260001/

 2006年04月30日 
http://plaza.rakuten.co.jp/habtz01/diary/200604300002/

 2006年05月04日 
http://plaza.rakuten.co.jp/habtz01/diary/200605040000/

 2006年05月04日 
http://plaza.rakuten.co.jp/habtz01/diary/200605040001/

 2006年05月06日 
http://plaza.rakuten.co.jp/habtz01/diary/200605060001/

 2006年05月07日 
http://plaza.rakuten.co.jp/habtz01/diary/200605070000/

 2006年05月08日 
http://plaza.rakuten.co.jp/habtz01/diary/200605080001/

 2006年05月12日 
http://plaza.rakuten.co.jp/habtz01/diary/200605120002/

2006年05月09日(火)追加・修正
2006年05月21日(日)追加・修正

ボリュームポットに関して(2006年05月21日追記)

そもそも、なぜボリュームポットを交換することになったのか?
ボリュームポット交換とハイパスフィルタ取り付けに関しての
いきさつをまとめました。
【最初っからの改造】
Peaveyのギターを購入した時、
購入時からピックアップを交換するつもりでいました。

さらに、もともと1Vol.・1Toneの構成でしたが、おいらには
Toneの必要は無く、またスウィチングを可能にしたいという思いから、
1マスターVol.・1フロント・Vol.の構成に改造することにしました。

どうせ改造するなら、ということで、Vol.ポットを2個、3点式トグルスウィッチ、
OutPutジャック、配線材までごっそり全て交換することにしたんです。
この時の状況は、スキー編HPのProfileページにあるPeaveyギターのページで
細かく解説しています。

で、Vol.ポットをSONICのFullUp-Vol.に交換したのですが、
このVol.ポットは、フルアップの時は、まさしく爆音。

なぜ爆音なのかというと、やたらと低音が効いてるんです。
だからといって、高音が出てないってことではないんです。
通常のVol.ポットの音量・音質に低音を付け加えたといえば良いかな。
足らない部分は、ありませんので、ご心配無く。
(後になって、意見が変わりますが・・・。)

とにかく、その音に満足していました。

【FullUp以外は、・・・】
ところが、FullUpの時は、問題無かったというか、
気になるところは無かったのですが、
Vol.を絞ってクリーンサウンドを出そうと思うと、
これが気に入った音質にはなってくれない。

Vol.を絞ると同時にToneも絞ってる感じで、高音が消え、
鼻をつまんだような感じで低音が目立つ音質になってしまうんです。
モコモコ・ポロポロした音色・音質。
リアピックアップなのに、フロントピックアップに切替えたかのようです。

おいらの好みとしては、Vol.を絞った時に、
カラリとした、もしくはシャキッとしたクリーントーンが欲しいんです。
だからといって、あまり極端に高音が効いてカリカリ・キンキンする
ようでは困るのですが・・・。

ってことで、何か良い方法はないかとあれこれ考えた結果、
『FullUpの音質を気に入っているなら、Vol.を絞っても基本的にその音質を
 引き継いだまま、音量が下がり、クリーンになってくれれば良い。
 それを実現してくれるのは、ハイパスフィルタしかない!』
ってところに行き着いたわけです。

【過去の失敗】
しかし、実はおいら、既にFenderJapan STM65で、ハイパスフィルタ付きの
Vol.ポットを使っており、それに満足出来ていなかったんです。

FenderJapan STM65に取り付けたのは、
ヒューマンギヤ製のスムーステイパーVol.という製品。

ハイパスフィルタとはいっても、フルアップ時の音質をキープしたまま、
音量だけ下げますという謳い文句のシロモノです。

ところが、これのVol.ポット本体は、CTS製が使われており、
ボリューム0で音量0にならないという致命的な欠陥があったんです。
さらには、Vol.を絞った時の音色・音質も、いまいちピンとこない感じで
良い印象無かったんです。

【結局、スムーステイパーフィルタ】
ハイパスフィルタを使うというところにたどり着いたけど、
スムーステイパーVol.で失敗している。

どんなハイパスフィルタを選択すれば良いのかと、ネットで検索しまくりました。

ところが、出てくるものは、
テレキャスター用のカリカリクリスピーサウンドに関するものばかり。

おいらの欲求を満たしてくれるようなものは無し。

どうしたものかと悩んでいるうちに、悩んでいてもしょうがないから、
とりあえず、在庫として持っている使ってないスムーステイパーVol.から
ハイパスフィルタ(これが、スムーステイパーフィルタね!)を取っぱらって、
Peaveyのギターに取り付け、音色・音質の変化を試してみることにしました。

なんといっても、作業的には、ちょっと半田付けするだけで済みますから。

で、早速Peaveyのギターにスムーステイパーフィルタ取り付け!

音を出してみたら、これが予想以上に良い!
っていうか、バッチリ!

FullUp時は、今まで通り爆音。
しかも、なぜか以前よりちょっと高音も足されてるし、ハーモニクスがより良く出てる!
Vol.を絞れば、鼻をつまんだようなこもった感じにはならず、
素直な音色・音質のまま音量ダウンでクリーントーンに!

『Waoooooh!!! これで良いじゃん!』

大満足で、バンドの練習にPeaveyのギターを持って行って、
大音量で試してみました。

ところが、大音量で弾いてみたら、
スムーステイパーフィルタを付けた音色・音質には大満足だったのですが、
新たな問題が発生しました。

【ボリューム0で音量0にならない】
新たな問題とは、ボリューム0で音量0にならないということです。

スムーステイパーVol.、つまりCTS製のVol.ポットを付けている
FenderJapan STM65ですが、これは、ボリューム0で音量0になりません。

STM65については、自宅で小音量で弾いてみても、あきらかでした。
小音量ってのは、H&Mモデル30のMidNightジャック(スウィッチ)とか
FLIP GA300FCのマスターVol.で1か2で弾いた状況です。

同じ状況で、Peaveyのギターは、ボリューム0で音量0と感じていたんです。

しかも、Peaveyのギターに付けてるSONICのFullUp-Vol.は、日本製。
日本製のVol.ポットなら、ボリューム0で音量0なんて、ありえないと信じていたんです。

ところが、スタジオで大音量で弾いたみたところ、
ボリューム0で音量0にならないことがわかりました。

CTS製のVol.ポットに比べれば、少量の音漏れですが、
はっきりわかるということに変わりはありません。

まさか、SONICのFullUp-Vol.(FV-02)が、
そんな大問題を抱えている欠陥品だとは知りませんでした。

信じていたが故に、裏切られた気分です。
しかも、価格的に、高かったので尚更ショックが大きかった。

【Vol.ポット交換を決意】
裏切られたショックでふさぎこんでいても何も変わらないので、
問題を解決することにしました。

SONICのFullUp-Vol.(FV-02)を改造することなど出来ないので、
これは、捨てるしかない!

スムーステイパーフィルタが、GOODだということはわかったので、
 1.フルアップ時が、本当にフルアップになる、もしくは限りなくそれに近くなるもの
 2.ボリューム0で音量0になる、音漏れの無いもの
 3.シャフトサイズが、8mmのもの
という条件で、新たなVol.ポットを探すことにしました。

ネットで検索してみると、良さげなモノがいくつか見つかりました。
 1.オールパーツ・ジャパンのカスタムCTS
 2.ディマジオのディマジオテーパーVol.

ところが、おいらの探してる条件の1.と2.に関しては満たしてくれるのですが、
なぜかどちらもインチサイズしかない!

さらには、Vol.ポットには、AカーブとBカーブ(他にもあります!)が存在するのですが、
どちらを使えば良いのか、さっぱりわからないというか、参考にしたくても、
ネット上には、いい加減な情報しか出てない!

SONICのFullUp-Vol.もヒューマンギヤのスムーステイパーVol.も
ポット本体は、Aカーブでした。
ところが、音量変化に関しては、いまいち気に入らないところがあったのよね。

もしかしたら、おいらの欲求を満たしてくれるのは、Bカーブの方か?
などとも思ったのですが、Vol.ポットならAカーブを使うのが普通という情報と
Bカーブを使うのが普通という情報の両方が存在して、まさしくチンプンカンプン。

しょうがないので、恥を忍んで楽器屋の店員に聞いてみることにした。

それに、良さげなVol.ポットもインチサイズしかないので、
思い切ってギター本体のVol.ポット取り付け穴を拡大するしかないかなー、
8mmサイズで良いVol.はないかなー、
などと考えながら、とにかく近所の楽器屋へ行ってみた。

【楽器屋のバイト店員の情報】
近所(といっても遠い!)の楽器屋へ行ってみたら、いつもいる店員ではなく、
バイトと思える若者が一人で店番してました。

Vol.ポットをあれこれ物色してみたが、良さげと思われたのは、
やはり当初から目を付けていたオールパーツジャパンのカスタムCTSと
ディマジオのディマジオテーパーVol.。

しかし、これまたやはりインチサイズしか置いていない。

店員にAカーブとBカーブのことを聞いてみた。

そしたら、Aカーブを使うのが、普通という答え。
Aカーブは、Vol.ポットのメモリと音量変化がスムースで
Bカーブは、音量変化が、極端になるはずとのこと。

ボリューム0で確実に音量0になるVol.ポットは、どれかと尋ねたら、
オールパーツジャパンのカスタムCTSとコンバットのカスタムCTS、
確実に音量0になるか不明ですが、花月ロックのVol.ポットも良いです、
との答えでした。

本当は、この楽器屋では情報を仕入れるだけで、実際の購入は、
音屋さんかどこかで通販しちゃうつもりでしたが、
若いバイトと思われる店員の応対が、とても良かったので、
思わずその場で、
 1.ディマジオのEP1201(500kΩ 900円)
 2.オールパーツジャパンの(CUSTOM-CTS-A500kΩ 958円)
 3.花月ロックの(JP500K B CRYO 1,245円)
を購入してしまいました。

本当は、花月ロックのVol.ポットではなく、
オールパーツジャパンのCUSTOM-CTS-B500kΩを購入したかったのですが、
在庫が無かったので、AカーブとBカーブの比較用ということで、
花月ロックのBカーブのVol.ポットを購入しました。

買ったのは良いのですが、どれもインチサイズ。
Peaveyのギターに付けようと思うと、ボディーを加工しなければならない。

なので、とりあえず、FenderJapan STM65に取り付けて、
 1.ボリューム0で音量が0になるかどうかのテスト
 2.AカーブとBカーブの音量変化の違いのテスト
をするつもりでした。

ところが、好都合な勘違いをしてたことがわかりました。

【勘違いが、うれしい誤算】
Vol.ポットを購入して自宅に戻ってから、
花月ロックというメーカー・ブランドについてネットで調べてみました。

花月ロックのオフィシャルサイトの製品情報を見ていたら、
おいらが購入したJP500K B CRYOってVol.ポットは、
インチサイズではなく、8mmサイズだということがわかりました。

Vol.ポット本体が大きかったので、てっきりインチサイズかと思っていたんです。

ってことは、当然無加工でPeaveyギターに取り付け可能!

早速取り付けてみました。
そして、スタジオで大音量でも試してみました。

すると、
 1.ボリューム0で音量0になる!
 2.SONIC FullUp-Vol.と比較して、フルアップ時の音量差は、ほとんど感じない
 3.フルアップ時の音質が、全体的にブライト
 4.音量変化は、急激過ぎておいらの好みではない
ってことが、わかりました。

あくまで、AカーブとBカーブの比較が目的でとりあえず取り付けてみたのですが、
Bカーブの過激・急激な音量変化以外は、おいらの好みにピッタリ!

SONICのFullUp-Vol.の時の低音が効いた爆音も良かったのですが、
高音が伸びやかかつきらびやか・つややかな感じのこのVol.ポット、
とっても気に入っちゃいました。

なぜか、サステインも伸びるようになったし、ハーモニクスもより出るようになった。
なぜかなー???

スムーステイパーフィルタを取り付けて、Vol.を絞ってのクリーントーンもバッチリです!
(ただし、音量変化が急激過ぎて、コントロール出来ないんですが・・・。)

とにかく、うれしい誤算ですっかりこのVol.ポットを気に入ってしまったのですが、
音量変化が急激過ぎてコントロール出来ないので、Aカーブを購入して取り付けることに!

【ほぼ理想】
近所の楽器屋へ行って、花月ロックのJP 500k A Pot CRYOを購入。

すぐにPeaveyギターに取り付け!

現時点で、まだ大音量では試してないのですが、ほぼ理想です。
 1.ボリューム0で音量0になる
 2.ボリュームを絞っても高音が消え失せない音色・音質でクリーントーンを使える
  (スムーステイパーフィルタ使用)
 3.フルアップ時の音量・音色・音質が、おいら好み
 4.音量変化が、スムース
 5.シャフトのトルクが、軽め

ってことで、ようやくPeaveyのギターは、満足出来る仕様になりました。
しばらくは、このままの仕様で使いたいと思います。

といって、もし、カスタムCTSに8mmサイズが発売されたら、
絶対使ってみたいッす!

とりあえずは、ボリュームポットの交換を考えていて、シャフトサイズが、
8mmをお探しなら、花月ロックのJP 500k A Pot CRYOをすすめます。

【比較・総括】
SONICのFullUp-Vol.から花月ロックのJP 500k A Pot CRYOに交換にして、
良いことずくめなんですが、その音色の違いをどう説明すれば良いか、
ずっと悩んでいました。

ようやく、うまく説明出来そうな気がするので、書くことにしました。

エレキギター用Vol.ポットには、250kΩ、300kΩ、500kΩ、1MΩがあります。
正確には、さらに違う抵抗値のものも存在しますが、
基本的には、上記のものが使われます。

で、抵抗値の違いは、音質の違いとなります。
抵抗値が大きい方が、
より高音が効いた音、もしくは、低音がカットされた音となります。

だから、同じギターに同じピックアップを付けて、
かたや250kΩのVol.ポット、かたや1MΩのVol.ポットを付けたとすると、
250kΩの方が、より低音が効いた音色で、
1Mオームの方が、より高音が効いた音色になるわけです。
(いや、なるはずです。)

SONICのFullUp-Vol.(FV-02)と花月ロックのJP 500k A Pot CRYOですが、
花月ロックのJP 500k A Pot CRYOの方の基本的な音色・音質は、
いわゆる普通の500kΩのVol.ポットに思えます。

それと比較してSONICのFullUp-Vol.(FV-02)の基本的な音色・音質は、
『500kΩではなく、250kΩか300kΩなのでは?』
と思えるような音色・音質です。
(これが、最もうまい両者を比較した表現だと思う。)
高音が出ていないのではなく、より低音が出てるわけです。

PeaveyのギターをVol.ポット無しの直結にしたことが無いので、
それと比較出来ないのが残念ですが、本来FullUp-Vol.(FV-02)は、
フルアップ時に直結状態になるはずなのよね。
理論上もそうだし、物理的にもそう作られてるはず。

でも、おいら的には、やはり300kΩのVol.ポットが間にありますって感じられます。

ま、いずれにしろ、フルアップ時の音量・音色・音質は、悪くありませんが、
両者の音色・音質の違いは、まるで抵抗値の違いのようで、
FullUp-Vol.(FV-02)は、抵抗値が300kΩなように感じられるということです。

それだけの違いなら、より低音好きのギタープレイヤには、良いんじゃないの?
って気もするが、上記の違いだけじゃないんです。

ボリューム0で音量が0にならないってことと、音量変化が
花月ロックのVol.ポットに比べれば、スムースではなく、クセがあります。

さらには、どういうわけかFullUp-Vol.(FV-02)は、サステインが、悪かった。
これは、使ってる時は、気付かなかったのですが、花月ロックのVol.ポットに
交換してみたら、あきらかにそちらの方が、サステインが、伸びます。

そして、ハーモニクスというか倍音成分というかも、花月ロックの方が、
豊富で、音がきらびやか・つややかなんです。

まるで、花月ロックのVol.ポットの方が、直結で全てさらけ出してますって感じ。
それと比較すれば、SONICのFullUp-Vol.(FV-02)は、
『高音域と倍音が、アースに落ちちゃってるんじゃないの?』って感じられるんです。
(SONICのFV-02は、良い意味でストレートな感じで低音が良く出るけど、
 リッチじゃないとも言えるかな? この感じ、わかる?)

確かに、SONICのFullUp-Vol.(FV-02)を取り付けた当初は、足らない部分など感じず、
その爆音に満足していたんですが、花月ロックのVol.ポットと比較すると、
やはり足らない部分があるようで不自然にも感じられるんです。

それでも、真のフルアップとは、そういうものだということなのであれば、
エレキギターとしては、直結のフルアップより質の良いVol.ポットを
間に入れた方が良いってことになりますよ。
よりエレキギターらしい音になるっていうか・・・。

リード・ギターを弾くものにとっては、低音が足りなくても、
ハーモニクス・倍音成分が豊富なリッチなトーンの方が、うれしいです。
低音が足りないといっても、あくまで高音域をより重視したブライトな音ってことだし。
それに、ハーモニクス・倍音成分が増したことにより、よりThe Tone Zoneらしさが
出てるような気もする。
これって、逆を言えば、今まで The Tone Zone らしさを出せずにいたってことですよ。

ちなみに、FenderJapan STM65のVol.ポットを交換した時は、
FenderJapan純正の日本製の250kΩのVol.ポットから、
ヒューマンギヤのスムーステイパーVol.500kΩへの交換でしたが、
音色・音質の違いは、感じませんでした。

なので、Peaveyのギターで、これほどVol.ポットによって音色・音質が
変わってきちゃうとは、思いもしなかったんです。

ま、とにかく、どういうVol.ポットを選択するかは、ギタープレイヤ次第。
ただし、SONICのFullUp-Vol.(FV-02)には、上記の特徴があるので、
使おうと思っているなら、その特徴を十分理解し、他製品と十分比較した上で、
使うことをすすめます。

2006年05月21日(日)


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