本来ならお気に入りの小説など、本を紹介するページなのでしょうが、ここでは、MUSICページの曲の録音機材と録音時のセッティングを解説していこうと思います。

 

 

2003/12/15(月)  Back To My World
ようやくオリジナルのインスト曲を作ったのだが、どうも気に入らない。曲は、良いんだけど、おいらのプレイがどうにも・・・・・。もうしばらく練習しないとまともに弾けそうにありません。これでも随分練習したし、ちょこちょこ改良を加えたんですけど・・・・・。ライトハンドタピングの部分とか、かなりメロメロなプレイがあったりして恥かしい限りです。相変らずスィープピッキングはめちゃくちゃだし。全体的にスムースじゃないです。ミディアムスローな曲って、リズムへのノリが難しいのよね!
とはいえ、いつまでもホームページを更新しないのも問題有りということで、妥協しました。(スキーにも行きたいしね。) 今回は、単独ライブのことも考えてカラオケも作ったので、今後の練習も楽だし!
この曲は、しんしんと降る雪をイメージして作りました。しんしんと降ってる感じ、降る雪への想い、雪の大地でたくましく生きる生命みたいなものがでているかしら?
今回使用したギターは、FenderJapan の STM シリーズ『RED5』のみです。曲の始めと終わりのアルペジオのクリーントーンは、センターのシングルコイルピックアップ( FenderJapan 純正 ) で、それ以外はリアの Seymour Duncan JB です。マイク用プリアンプの dbx Mini-Pre も初めて使いました。前2曲が、Peavey のギターで、ピックアップが The Tone Zone ですけど、音色の違いとかわかるでしょうか。出来上がった曲を聞き比べてみると、おいらは正直言ってそれほど違いがわかりません。( もしかして、これって恥かしい!) 弾いていると全然違うんですけどね。判断できる違いは、ハーモニクスの出方ぐらいかな。

使用機材:

1.Guitar FenderJapan STM65 RED5
2.Guitar Amp GUYATONE FLIP GA300FC
3.Drum&Bass Machine ZOOM RT-323
4.Digital Recorder KORG D1200
5.Dynamic Mic SHURE SM57
6.Microphone PreAmp dbx Mini-Pre

使用機材で新たに加わったのが、マイク用プリアンプ dbx Mini-Pre です。といっても、これが音色に及ぼす影響は、ほとんど無いでしょう。あくまでマイクの入力ゲインをかせぐために使っています。(これがあると本当に便利です。)そしていつも通り、いわゆるギター用エフェクタは、使用しません。
アンプのセッティングは、Gain8・Volume2・Bass10・Middle10・Treble10・Presence8・Reverb0で、DRIVEチャンネルのみ使用。これのスピーカの前にSHUREのSM57を立てて音を拾いました。
マイク用ケーブルは、ZAOLLA の M15 と M5 を使い、ギター用ケーブルは、同じくZAOLLA の G15 を使いました。
ドラムとベースは、ZOOM の RT-323 を使用した打ち込みですが、全て自分で作成したドラムパターンとベースパターンを使用しました。これがかなり大変な作業でした。
D1200 側で使用したのは、ドラム用に 2トラック、ベース用に 2トラック、リズムギター右用に 2トラック、リズムギター左用に 2トラック、メインリードギター用に 2トラック、クリーンアルペジオギター用に 2トラックの合計12トラックです。
リズムギターとリードギターの録音には、D1200標準搭載のマイクシミュレータを使っています。全て 2トラック毎の録音になっているのは、このシミュレータにより1本のマイク入力を左右2トラックに割り振っているからです。
今回の録音では、パンチイン・パンチアウトは使ってません。最初から最後まで一発で録ってます。リズムギター右用に1回の演奏、リズムギター左用に1回の演奏、メインリードギター用に1回の演奏、クリーンアルペジオギター用に1回の演奏ってことです。
録音後、ギター用全てのトラックにD1200内蔵のマスタエフェクトからリバーブをかけています。もちろんトラックによりリバーブの種類とかけ具合は違います。また、トラックダウン時のファイナルエフェクトとして、D1200内蔵のステレオマルチバンドリミッタというエフェクトをかけています。今回、イコライザは使用していません。
と、こんな感じで宅録したわけですが、感想・ご意見は掲示板かメールにお願いします。

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2003年12月16日(火)追記
本日、サンプル音ファイルを入れ替えました。
数回聞き返して、ギターソロのボリュームだけが大きすぎるのが気になり、ギターソロのボリュームをちょっと小さくしました。
これ以外の曲と聞き比べると、全体的に音量レベルが低いですが、今回はとにかく全ての作業において、全てのトラックの音量がクリップしないように調整した結果です。今までがレコーダの使い方を理解しきれていなかったために、無理に音量が大きくなり、ところどころクリップしてプチッとかパツッとかノイズが入っていたのですが、この曲ではそのようなことはありません。音量レベルを揃えようとすれば、RealOnePlayer の有料版等を購入すれば可能ですが、あくまでサンプル音ファイルなので、ご勘弁を。
また、ギターソロのトラックを今まではレコーダの PAN の設定で思いきり左右にふっていたのですが、これだとバッキングギターとかぶるので、ギターソロのみ PAN の設定を中央にしました。ギターソロとそれ以外のギターパートの位置の違いがちょっとはでていると思います。良くできたヘッドフォンじゃないとわかりにくいかな。

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